母の忠告

 きょう12月13日は母の命日だ。夜になって急変したので、翌朝、一番電車に乗るため家族4人で駅に向った。まだ暗い道を急ぐと息が白くなった。坂戸から北海道・古平町までは延々と遠く感じた。残念ながらまったく間に合わなかった。
 
 終日、静かに過ごす。一年の終盤にこうして鎮魂の時間をもつのも悪くない。母はいつもわたしに言った。「カズオ、お前はすぐえばったり、うぬぼれたりする。そのたびに必ず失敗するから、気をつけて」。その通りです、母上。