「箴言(しんげん)」

今朝の体調、天候が良かったので坂戸教会の新年礼拝に出席した。ことしは1月1日が日曜日なので、新年礼拝は90人近い多くの方々で賑わった。牧師の説教は旧約聖書箴言」(17章1節)からだった。
 
「乾いたパンの一方(ぺん)しかなくとも平安があれば いけにえの肉で家を満たして争うよりよい」
 
聖書の教えは逆説的なたとえが多い。とくにこの箴言は知恵の書といわれていて、いわゆる格言や教訓のように成り立っている。キリスト教あるいは宗教の嫌いな人でも箴言の愛読者が多い。文学作品にも多く登場しているし、勉強会のテキストに使われたりもしている。
 
17節にはこうある。「どのようなときにも、友を愛すれば苦難のときの兄弟が生まれる」。日本にもこのような格言があったと思う。この言葉を実行するのは意外に難しい。「どのようなときにも」だ。真の友情はことしも大きなテーマだ。