「そんなことじゃ生きていけない」

このところ時間があれば、録画してある映画ばかり観ている。自分が何をさがしているのかは分からない。観終わったら基本は消してしまう。昨日はNHKプレミアム「男の出発(たびだち)」と「奇跡のリンゴ」を楽しんだ。西部劇と、実話に基づく映画。
 
西部劇でも超大作でも、アメリカ映画のほとんどは希望とか正義につながって終わる。友情とかも。「人生は馬だけでない」という少年に「そんなことじゃ生きていけない」と諭す悪党親分のやりとり。少年の心の有り様が幸、不幸にぶれまくる。
 
奇跡のリンゴ」は青森の無農薬リンゴ農家の物語。この人の苦労と成功はTVドキュメンタリーでも取り上げられた。映画にすればこうなる。芸達者な俳優たちが映画を組み立てている。日本人も実は苦労して成功する涙物語が好きなんだ。