医師の言葉

 昨日午後に予約していた埼玉医大国際医療センターで一年ぶりに検査・診察を受けた。ここ一ヶ月きわめて体調が悪くて、心身とも不快な生活になっていた。いま通っている病院での総合検査が終わったので、心臓も詳細に診てもらいたかった。
 「良くはないけどひどく悪くはなっていない。一部血管が硬くなってきているのが原因で、そのために体の機能が劣化している。塩分控えめにして体から余計な水分を除いて負担を少なくするのが対応策だ」。心臓血管内科のI先生が説明してくれた。
 7年前に大きな心臓手術を行ない、成功した。その前2年間にわたり診察してくれたのがI先生だった。久しぶりに顔を合わせて微笑み合った。検査結果を分かりやすく説明してくれた。信頼できる医師の言葉がわたしの萎えた心を暖めてくれた。