「埴生の宿」

 「きよらかなりや秋の夜半 月はあるじ虫はとも」―童謡・唱歌「埴生の宿」(Home、Sweet Home)の一節。妹から「9月半ばオカリナの発表会があり、若い人たちといっしょに演奏します」とメール。春から通ったので半年間の成果というわけだろう。呼吸を整えるために腹式呼吸とオカリナを始めた。「少しだけ楽しくなってきた」そうだ。
 「埴生の宿」をなつかしくyoutubeで聴いた。「立派な宮殿よりもあの粗末だが自分の生まれ育ったわが家にはかなわない」、そんな意味だったかな。イングランド民謡はどこか日本人の波長と似ている。季節の変移を感じさせる末日。「吸う」、「吐く」の横顔のイラスト2枚が目前に貼っている。ICUの看護師さんが描いてくれたもの。