「訃報(U君)」届く

「訃報(U君)」―中学時代からの仲間・Kくんからのメール・タイトル。昨夜、自宅に戻ったら届いていた。びっくり。「今朝、5時10分、急性白血病のため亡くなった」、経緯、葬儀日程が書かれていた。2回読んで、もう1回ゆっくり読んだ。
Uくんも同郷(北海道古平町)で古平中からの友人だ。余市ニッカウヰスキー会館で行われた学年クラス会(余市高校・41会)で再会。二次会のスナックで肩をたたきあって昔話を確認した。彼の人柄の良さ・誠実さは昔と変わらなかった。
「しらじらと氷かがやき千鳥なく 釧路の海の冬の月かな」(石川啄木)。直立不動の姿勢で両手にもった中学国語の教科書を大きな声で読み上げたUくんを、M女史先生はすごく褒めた。小生も子ども心に感動、U君に負けたことを直感した。
実は先週体調が良くなくて、Uくんに会いたいとぼんやり思っていた。彼なら軽いフットワークで坂戸まで来てくれるかな? 彼の優しさに触れたい、そんな夢みたいな甘えを考えていた。土日の葬儀には体の都合でいけない。ただ静かに祈る。