立冬

昨夜見上げた月はほぼ丸く満面の輝きだった。冷気が光線を正しく放射していた。はや立冬。坂戸郵便局の周りには「年賀状発売」の旗が何十本も立てられ、郵便受けにはお歳暮とおせち料理の案内やチラシがずっしりと入っていた。
 なんで急がせるのだろう、この時期は。世の中の駆け足が日ごとに加速していく気分だ。その分、体力不足のわが身にはウンザリする。ストレス解消にTさんと千円の焼き肉ランチを食べてきた。ロースと鶏肉、サラダ、スープ、飲み物つき。
 トランプ・安倍両氏の肉料理とは天地の開きだ。Tさん&自分の会食の方がフリーでクール(?)。それにしてもトランプ氏はゴルフ以降、表情にエネルギーが欠けていた。71歳・ストロングマンの眉が反っていたのは、横田基地での演説時だけ!?
  他人の心配をしている身ではない。体力維持と少しのアップをめざして調整中。明日以降寒気が下りてくるらしい。「ふるさとは 波にうたる 月夜かな」。同郷の詩人・吉田一穂が三鷹からみていたのは、いまごろの時期かもしれない。