札幌・埼玉遠くて近く、近くて遠い

 「金曜日、何時の飛行機?」とメール、札幌の妹「12時30分発の便。大丈夫だといいですが・・・」の返事。はたまた暴風雪が今日から明日にかけて北海道を襲う。坂戸ではさきほどから春の陽光が満ちあふれて、気温が20度にも達するらしい。
 
さて新千歳空港から飛行機は飛べるか? 「心配しないで、何とかなるでしょう」、「大丈夫、なるようなしかならないから」。妹の開き直りは完璧ではない。それにしても札幌から東京は近くて遠い。今回の不確定さもグッドメモリーになるだろう。
 
夜帰宅したら往復はがきの案内状があった。余市高校S41年卒の同級会「余市高校41会」からで5月19日に「古希を祝う集い」を開催する。思い出の仕上げともいうべき記念の会合だ。が、体が思うようにならないので残念ながら多分行けない。
 
17歳の少年少女が当時の魂を包んだままに70歳になった。仕事仲間が言った、「いつまでも仲の良いことで。珍しいね」。41会をベースに交流を続けられたのは、幹事たちのおかげ。古稀になり、青春時代の友は何にも勝る宝だと再認識。
 
北海道・積丹半島と埼玉県は遠いけど近い、近いけど遠い。そんな思いの繰り返しで上京50年近くになった。昔遠い×近い文章を書いて呆れられたが、A先生だけが体を張って通してくれた。「41会」の根幹はわがクラスA先生=Qちゃんの顔。