アルゼンチン・PUERTO SUN JULIANからメール


  「本日異国の地にて70歳になりました」、幼馴染のCちゃんから昨朝メール。“古希おめでとう”。アルゼンチン南端に近い街で日本向けカニ冷凍に取り組んでいる。地球裏側で上質のカニ、エビなど高級品の指導を行う“グローバルワン冷凍プロデューサー”。そう彼に命名した、一昨年春、埼玉・坂戸のわが家へ来訪時に。

 「今年もタラバのカニ棒もって坂戸の貴君宅に行く。5月の漁切り替え時に一時帰国するので寄る。坂戸グランドホテルに泊まって語り合おう」ともある。たとえ来なくても言葉だけでも十分楽しませて、力をくれる。70歳の専門家がいのちと誇りをかけて世界各地で活躍する。そのバイタリティーに彼の友人であることが嬉しい。

  『小学生の頃「近所のYちゃん」がトイレに入っている所を自分と貴君の二人で竹の棒を突っ込んで肥溜めに落としてしまって、母さんたちが談判受けて、怒られたこと思い出して朝に笑っていました』。確かに。幼少から小学生の頃、二人は(少しだけ)悪ガキだったこともある。わが母とCちゃん母は毎日行き来していた。

  Cちゃんはいま中国・大連を拠点に技術指導している。札幌に自宅があり、古平町に姉妹が生活。帰国した時は札幌、郷里に戻って温泉、サウナ通いでリフレッシュしているようだ。強情さでは五分五分だが、負けず嫌い、身体能力ではかなわない。ただ古希になり、健康第一でさらに活躍することを望む。