米寿先生からモズクいただく

 きのう3時過ぎ「これから行くけど道分からなくなった」の電話。M先生夫妻からで東松山の畑仕事の帰りだという。その場所から見える看板を訊いて、我が家までのルートを説明した。外は軽く30度越えのなか、周防灘のモズクを届けてくれた。
 
 先生は昨年米寿を迎えたが、姿勢は正しく声も大きい。奥様も変わりなく二人で栗林と畑に来てはマイペースで農作業をしている。西武池袋線中村橋のご自宅から関越自動車道で通っている。片道小1時間の運転だ。まだ免許返上していない。
 
 「二人で乗っているから大丈夫だ」と言われる。本当は「そのことでなく他の車の迷惑になる前に運転卒業してほしい」と思うが、口に出せないまま時間が経っていく。なにせ、いまだ都内の区主催歴史セミナーの講師を月2、3回行う現役だ。
 
 こちらは暑さでほぼバテテいたら、「キミはまだ若いんだから」と励まされた。たしかに70歳でも若僧に見えるのかもしれない。長州生まれで、「息子がいたら周防、長門と名づけたのになぁ。娘二人だった」と昔飲んだ時によく聞かされたっけ。