わが家の「北海道物産展」

 いま北海道から「新巻き鮭」が届いた。大きくて立派な鮭で、積丹町の妹夫婦からのお歳暮。年末恒例の品だが、「今年は古平では不漁で、父さん(義弟)が余市産の品を準備してくれた」のだと妹。今までなかったことだとつぶやいていた。
 
 きのう札幌の妹から北海道産品がついた。当方希望のニシン漬けの代わりに「ニシン親子漬け」、「鮭の大根挟み漬け」が入っていた。大当りだった。鮭昆布巻、トバ類などにまじって「キンキ中骨(醤油煮)」に喜んだ。これも期待できる。
 
 家人が古平町のたらこ会社に頼んだ数品も届いたという。東しゃこたん漁協生産部に注文分は近日中に届く。数の子の井原水産からもすでに到着。冷凍庫と冷蔵庫は「ミニ北海道物産展」状態になっている。家族全員で年一回の贅沢。
 
 今年も故郷の味を届けてくれた妹二人と弟に頭を下げる。これらで元気をつけて、なんとか一年間暮らすことができた。多くの絆は日々の生きる意欲を高めてくれた。それだけでもじゅうぶん意味はある。多くの言葉を必要としない。