{令和」に決定

 新元号は「令和(れいわ)」と決まった。昨日からのメディア報道は官房長官の発表、首相の記者会見、街の声を繰り返した。保坂正康氏が出演したBS・TBSの「報道1930」は見ごたえがあった。天皇の役割が時代とともに変わっていく。慰霊・慰問の旅は天皇・皇后お二人でこそ為し得た姿だったとも。
 
 令和のイントネーションが気になった。官房長官、首相は「れいわ」の「れ」を強調した。街の声ではフラットに発音する人も多かった。「令和元年」と言う時は分かれていた。「れいわ」のれ、ら行からは始まるのは個人的に発音しにくい。最近口が回らないので仲間には「レイナ」と聞こえるらしい。
 
文字のイメージ。「令」のクールな印象を「和」が支える。「平成」の伸びやかさに比べて、「令和」は枠を感じる。やや開放感に欠ける。令和はリバティ、平成はフリーダム、自由さのイメージでいえばそんな感じか。どのように定着していくか。それにしても万葉集から「令和」とはね。