仕事の早い歯科医

 きのう朝10時半に予約した近くの歯科医へ。一週間前に左横上歯がもげて噛み合わせが不具合になった。連休前で予約は難しく昨日ようやくできた。二年余ぶりの診断はその上歯の付け根を治療して今までどおりブリッジの基としてつかう。
 
 治療が済んだら「時間があるなら40分ほどで噛み合わせが調整できる」、お願いした。歯科医院の治療台は居心地が嫌いなのでストレスが溜まってきた。歯科医は別室の患者と我を行ったり来たりしながら時間どおり終わった。
 
 「これで噛むのはほぼ普通通りになります。当たるなど不都合があれば次回治します」。ホッとした。食事が満足にできないことがどんなに心身の負担になるか、憂鬱で不機嫌な日々もこれで終わった。遅めのお昼を食べながらそう実感。
 
 やはり歯医者はものすごく緊張する。子どものころのトラウマが今でもそのままだ。しかし、今回は一気に問題解決できた。晩ご飯は“積丹メシ”。ツブ刺身と真鱈の昆布〆、鮟鱇とも和え(茹でた身・皮を肝で和える)を賞味した。
 
 歯のトラブルが一件落着して、故郷のおかずですっきり満足の一日。昨日から令和になった。そんなわけで一日目が終わった。ぐっすり眠った。