「ジジ、気をつけてね」

 おととい娘が孫を連れてきて夕食後につくばみらい市にもどった。翌日仕事だ。残った孫(高2男)は正月以来で、自分より5センチ背が上回っていた。老人性縮小と16歳成長期では予想通りで、嬉しかった。「学校もバスケも楽しい」と明るい。
 
 きのう夕方2階の息子家族が川越のプール公園から戻って、全員で食事に行くことになった。Nさんが7人の予約を入れてある。直前に自分は「今回パス」と申し出た。体調がどうも良くないので欠席の決断をした。かなり残念だった。
 
 このところ体温を越える猛暑つづきで、終日熱中症気味。かなりバテている。孫は食事後に直接電車で帰るので、居間で握手を求めたら力強く握り返した。「ジジ、大丈夫? 気をつけてね」。彼の右掌も自分と同じぐらいに大きくて驚いた。
 
 体調不良、食事会欠席、こうして月日が過ぎていくんだと実感した。できなくなることが確実に増えていくが仕方ない。しかし、今が最良の時なんだと自分を納得させた。未来も過去もすべて今に顕在化している。孫・Tとの再会が楽しみだ。