ジャーナリスト魂

昨日、尊敬している二人の方にお会いした。両者ともに小生の健康回復を喜んでくれた。とてもうれしかった!!
 
一人は硬派のオピニオン誌H編集長で、10年ぶりぐらいの再会であった。もう40年近くも「雑誌編集者の目」を具体的に教えてもらってきた。69歳だというが、もともと同氏は年齢よりも若く見える。「今の時代だからこそ、編集者の役割がある」と強調し、ネット時代における活字の雑誌作りについて熱く語った。
 
また、「最高年齢現役編集長をめざす」と笑いながら宣言した。聞けば、そのために健康管理はかなり注意して行っているという。「雑誌に生きる」、「出版に生きる」執念には教えられること大であった。一方で、映画マニアで忙しい日程の中で実によく観ている。年賀状には「昨年観た映画ベスト10」が毎年添えてある。忙しくて水泳ができないので、現在、歩いていると述べていた。
 
かたや、水産ジャーナリストのU氏、73歳である。かつて新入社員のとき小生の上司であった。40年強も指導を受け続けてきた。いまや、わが国水産問題、とりわけ捕鯨問題ジャーナリストのナンバーワンである。
 
昨日も将来の世界の食糧事情から入り、マングローブやサボテンの遺伝子を活用することで穀物は大丈夫だとの見解を述べた。問題は肉など蛋白源の確保である。近く、その点についてレクチャーを受けることになった。課題を天地双方から具体的に検証し、解決策を見つけていく。毎朝、楽しみながら3㎞走るのが、体のリズムをつくっているという。Uさんのジャーナリスト魂も当方を強く刺激した。
 
二人に共通するのは使命感であった。