人工皮膚とコラーゲン

 映画通のH氏が先日「人工皮膚の映画が近く公開されるよ!」と述べていたが、その映画が来月26日から全国順次ロードショーとなるようだ。「私が、生きる肌」とのタイトルだ
 
 話題作になりそうだ。予告編はネット検索でどうぞ。 
 
「人工皮膚」と関連する仕事に現在、かかわり始めた。北海道の 井原水産株式会社が、鮭の皮からつくったコラーゲンを中心とする人工皮膚、人工血管、人工歯根などバイオマテリアルの開発に取り組んでいる
 
コラーゲンはもちろん蛋白質であるから、食品、医薬品、化粧品などに活用されているが、今後はこうした先進医療分野でも積極的に応用されることになる。すでに実用段階に入っているので、大いに期待できる。
 
 鮭の皮の裏側には「油」がのっていて、焼いた鮭の皮は子どもの頃から必ず食べていた。牛や豚からつくったコラーゲンに対して、鮭の皮からのコラーゲンは海洋性コラーゲン(マリーン・コラーゲン)という。いまバイオ産業は隆盛の時代を迎えようとしているが、鮭の皮とは、知らなかった。
 
今夜のおかずは美味しい焼き鮭で決まりだなぁ~。 お肌の美容とアンチエイジングを兼ねて―。