家電量販店競争

 今朝の読売一面トップ「ビックカメラ、コジマと提携 家電量販2位」を始め、各紙ともこのニュースを大きく報じている。
 
 現在の売上高ランクは、①ヤマダ電機、②エディオン、③ケーズホールディング、④ヨドバシカメラ、⑤ビックカメラ、⑥コジマ、⑦上新電機―の順である。ビックカメラ6121億円+コジマ4494億円=1615億円となり、ヤマダ電機21532億円に次ぐ売上高になる。
 
 約40年前、長女が生まれる直前に新しいカメラを買うことにした。会社・写真部のカメラマンに「予算は1万円しかないが、良いカメラを買いたい」と相談したら、3日後に新品の小型オートフォーカスカメラを渡してくれた。「素人でもほぼ確実に撮れるから」と。このカメラは「ヨドバシで買った」と言った。
 
 自分が40歳前後に坂戸市にコジマとヤマダが進出した。コジマは幹線道路沿いに当時は立派な店構えであり、ヤマダはプレハブ倉庫のようで商品もお客もごちゃごちゃしていた。融通がきくのでヤマダを使うケースがほとんどだった。両社は熾烈な価格競争を行っていた。その後、ヤマダも幹線道路沿いに大型店舗を建てて繁盛し、交差点は「ヤマダ渋滞」とまでいわれた。自分はほとんどヤマダで買い、足りないものは池袋のビックカメラで買った。息子は秋葉原や新宿で様々なものを手に入れてきた。
 
 数年前に1.5kmほど先の幹線道路横のショッピングセンターにケーズデンキがオープンした。デジタルテレビは息子が自分の分と我が家の分を2台まとめてオープン価格で買ってきた。その後はケーズとヤマダの品揃い、価格を比較して買っている。コジマは2回ほど不愉快な思いをしてから行くことはない。いま周りからコジマの話はほとんど聞かない。店舗はいつもガランとしている。
 
 以上が我が家の家電量販店推移である。