三つの贈り物

一昨日夜、家人が「今日郵便受けにピンクの紫陽花3本が入っていた。誰が入れたかまったく分からない」と言った。モニター画面を再生すると、やや太り気味の年配の女性が少し怪しげに?映っていた。顔が横向きになっているので判りにくいが、われわれの知り合いではないようだ。「不思議だね~」と家人は繰り返していた。夜9時前に隣の奥さんが用事で来て、しばらく話し合っていた。
 
ピンクの紫陽花を持ってきたのは、少し離れた所に住んでいた人だった。隣の奥さんと付き合っていて、妻とも大昔に少しだけ知り合いの女性だった。引越しをすることになったので、隣に挨拶に来て、ついでに我が家にも立ち寄ったのだ。もう一回、モニター画面で見たら、「あぁ!そういえば・・・。だいぶ顔の感じが変わったので分からなかった」。女房はそう言って、その3本の紫陽花を花瓶に入れた。ここ数年来、不審者や空き巣狙いが多いので、我が家もピンポ―ンに映像モニターを入れた。
 
昨日昼前、北海道・積丹町の妹からアスパラとゆでたタコの大足4本が送られてきた。さっそくアスパラの下のほうから折って、塩水に約20分浸けた。それを取り出し水分を拭いて、太いほうから熱湯に入れ、さらに塩を少し加えて2分茹で、氷水で冷ました。アスパラ独特の甘みが出て、なんとも美味だった。素材は新鮮が第一だ。タコの方は1本の足の半分を適当な大きさに切り、オリーブオイルににんにくの香り付けをしてピーマンと一緒に30秒炒めた。最後に、酒と醤油で軽く味付けした。おかずは積丹一色になった。タコの噛みぐあいとアスパラの旨さのすばらしさ!!
 
 夕方、家人が鶉(うずら)の卵ワンパックをもらってきた。これは濃い目の塩水で2分間、菜箸でかき混ぜながら茹でた。こうすると黄身が真ん中になるとネットで調べたからだ。取り出して冷水で冷やした。4個ずつ試食したら、つるつるぽくぽく!!だった。繰り返すが、素材は新鮮が第一。前に鶉の卵を食べたのは、いつだったのか??中華料理に少し入っていたぐらいだろう。これも嬉しいプレゼントだった。