ホッケ不漁で高騰

昨夜のNHK「NC9」で、なんと北海道のホッケ不漁を伝えていた。函館では昨年の60%、羅臼では同30%しか水揚げがないという。このため品不足が起きて価格が高騰している。一尾当たり200~300円も高くなって、1000円を越える値がつく高級ホッケもあるようだ。これはホッケを食する小生にとっては大問題だ!!
 
「定食屋ではホッケ定食が採算に合わないので、柳カレイ定食になっている」とも報じていた。水産総合研究センターのホッケ研究者は「水温が上がったために卵が小粒になり、数も減っている」と解説した。ホッケの海水適温は15度前後だが、ここ15年間に2度~3度の水温上昇がみられるという。
 
最近は、茅場町にある居酒屋「浜町亭」でよく「大きめのホッケ」(600円)を頼む。これも値段が上がるのだろうか?ホッケ大好きの友人K君の顔がふと浮かんだ。今朝の朝日be版によれば、札幌・琴似で創業した「つぼ八」(8坪)の売りはザンギ(鶏のから揚げ)とホッケだったという。主婦や若者の魚離れが進んでいるのに、ホッケの高値がそれに拍車をかけなければいいのだが―。
 
 家庭でよく食べられるのが鮭だ。「鮭の皮からコラーゲンを作っている」と、時事ドットコムが特集のおススメでアップしている。すでに化粧品、食品などに使われているという。将来は先端医療分野でも活用されるようだ。焼いた鮭皮の内側についた油身は美味しいものね!