首相、これ以上失望させないで―

 「ついに夏は悲しげな表情を ちょっぴり浮かべた― 人が気付くほどではなく 失望もさせなかった―・・・我らの夏は美しき秋へと 急いで逃走する」(エミリー・ディキンソン)
 
  今朝、東側の窓から涼風が入って通り抜けていく。健やかな秋が待ち遠しい。あと少し―。
 
なのに、居間のテレビは尖閣ニュースを声高に続け、テーブル上の新聞では見出しが踊っている。日本政府は今朝も「冷静に対処を」と壊れたスピーカーのように繰り返している。領土も在留邦人も刻々と危機が深まるなかで、我々は思考停止を余儀なくされている。(国民に分かるように語って!!)
 
茹で蛙のように「ヤラレテイル」のにー。 中国は主権の問題では絶対に譲歩しない。いや、侵攻して既成事実化する戦略はいにしえからの定石なのだ。厳しく凛として対局してほしい、わが国の政治家たち。野田首相ウラジオストクで恫喝されて反論もしないとは如何なるか。とにかく国民をこれ以上失望させないで!!
 
*コメント氏へ 「然り」。