MADAME SHINCO

 MADAME SHINCO の金文字が濃いピンクの箱のふたに書かれている。焼菓子で、製造者は㈱カウカウフードシステム マダムシンコ・アトリエ豊中店となっている。一昨日、息子の嫁さんがデパートのスイーツフェアで買ってきたという。メープルシロップをしみこませ、キャラメルでコーティングしているバームクーヘンだ。マダム信子とパテシエがたどりついた味だと書いてある。
 
 ふたを開けると「美味しい食べ方はウラ面をごらんください」とある。冷蔵庫で冷やして食べると上はパリっと、下はアイスクリームのような食感がするとある。本当だ!! 美味しい。独特の豊かさが口の中に広がる。電子レンジでほんの少し温めると焼きたての食感になるというが、もう食べちゃって、試せない。いかにも大阪的なのは、ふたを開ければパッケージは豹柄風のデザインなのだ。おっとっと吹き出しそうになった。
 
 この種の情報はいまインターネットで即チェックできるのだ。息子夫婦はすぐ試している。おかげでこちらにもおすそ分けが回ってくる。スイーツブームと言われるが、その流行廃りはとても早い。それにしても大阪発のこの種のスイーツは初めて食べた。味とともに情報発信が興亡のキーポイントになっている。今回、新装なった東京駅のスイーツコーナーにも女性群の行列ができているそうだ。