北の食材ランチが美味い!!

 土曜日、小樽市銭函の井原水産ほしみ工場・札幌支社に着いたらちょうどお昼時になった。社長お勧めの店が会社の近くにあってそこで昼食。レストラン「マリンブーツ・イン」(小樽市銭函2-1-2)で、テーブルに案内されてビックリした。ガラス張りの展望になっていて、日本海銭函の海が目の前に広がっている。予約制の店だ。初冬の荒い波がまじかに打ち寄せてくるシチュエーションだ。こんな食事は初めて。晴れているので、水平線が丸いのも分かる。
 
 たこ、アワビ、つぶ貝、ハタハタ、ホタテなど次々と運ばれてくる。ホタテ以外はすべて地元で取れた新鮮な食材だという。仕事前なので、アルコールは取らずにお茶でこれらのご馳走をいただいた。すぐ近くの積丹半島生まれの小生にとっては夢に出てくるようなご馳走だ。魚や貝をかみながら海のほうを見ると、少し沖合いで夫婦の乗った小型船が何かを捕っている。左手では荒波に乗る4、5人のサーファーが冬の海で楽しそうに遊んでいた。
 
 日曜日のお昼は井原社長ご夫妻が札幌市・円山のスープカリー店に招待してくれた。「スープカリーlavi MARUYAMA」(南一条西21丁目)という人気店で、予約できないのでお二人があらかじめ早く行って席を確保してくれていたようだ。だいぶ前から札幌のスープカリー・ブームは東京でも話題になっていた。実際に食するのは初めてだった。チキン、エゾシカ、角煮などの入った定番カリーにソーセージやベーコンなどをトッピングできる。
 
 小生は珍しいエゾシカ・野菜カリーにベーコンをトッピングしてもらった。辛さが1~10ランクまであり、お好みで指定できる。あまり辛いのは苦手なので(実は美味しいのだが…)、レベル2で注文した。ほとんど辛くなかった。3か4ぐらいがちようどいいのかもしれない。エゾシカの肉は普通に美味しく食べた。癖はなかった。北海道の野菜がたっぷり入っていて、ボリューム感満点。ライス小にして良かった。会話もはずみ、幸せなひとときだった。(続く)