石原暴走老人の認知症発言「フェードアウトってどういうことか?」

 細かいことはあまり言いたくないが、昨日の日本記者クラブでの11党首討論会での一シーン。原発政策を問われた石原慎太郎日本維新の会代表は明らかに自らの党の政権公約を認識していなかった。「フェードアウト」について質問されると、「フェードアウトってどういうことか?」と逆に記者に問いかけた。記者が「消滅の意味だ」と答えると、「それは違う。その公約は直させた」などと、全く噛み合わないやり取りになった。
 
 記者「では直させてください」、石原「直させる」。記者は大人の対応をしたが、見ている者は首を傾げざるを得なかった。他の党首たちも苦笑していた。石原暴走老人の認知症気味の発言には、あらためて呆れた。核心の政策だったからだ。それにしても、このやり取りが他の党首だったら記者たちの追及はもっと厳しいものになったと思われる。記者はもう一歩厳しい批判を石原氏に投げかけるべきだった。特別扱いは見苦しい。