「どんぐりコロコロ」手洗いでノロ防止

   「宮崎ノロ集団感染6人死亡、病院の院長も発症」と各紙が報じている。診察に当たっていた院長が発症するのは必然のような気もするが、やや緊張感に欠ける印象をもってしまうのは厳しいだろうか。ノロウィルスの集団感染が全国的に拡大している。2006年以来の大流行だとテレビのニュースが解説していた。川越・坂戸周辺でも小中学校や高齢者施設に厳重注意が出ている。ノロが終われば、インフルエンザの大流行が待っているという。
 
 昨日も北海道の知り合いがノロ感染して家族に広がり、子ども二人を入院させたとの話をしていた。今月半ばに池袋・蕎麦屋 美蕎で開いた「ままや会」昼食忘年会にメンバーの一人がノロ感染で欠席した。子どもからうつったそうだ。「ままや」は作家・向田邦子の妹さんが赤坂で営業していた小料理店で、ここで毎年会合をもっていた。7,8年続いたが、1998(平成10)年に閉店した。以後も同メンバーで場所を変えて年末に実施している。
 
 感染予防は「マスク」、「手洗い」、「うがい」の徹底だ。外出時には必ずマスクをつける。長時間つけているとあごがかゆくなるが、感染防止には有効だ。帰宅後の手洗いは念入りに。泡洗剤を手に2プッシュして、「どんぐりコロコロ」をゆっくり歌いながら丹念に行う。ちょうど20秒ぐらいだ。指間、爪先も良く洗い、流水でじっくり汚れを落とす。うがいは「イソジン」の希釈液で口から喉へ次第に深くしていく。最後に鼻うがいも左右行う。以上を専門家の助言で実行している。