ロシア産特大ボタンエビ、毛ガニで新年は始まった!!

   2013年元旦に届いた年賀状の多くには「今年はいろいろなものが大きく変化しそうですね」とある。期待と不安が交錯している。時代の変わり目は次の日激変するのではなく、我々が何気なく変だなと感じている間に実は通り過ぎているのだ。みんなが落ち着いて生活できるような社会になってほしい。そう願う。
 
 恒例の正月食事会が行われた。娘家族、息子家族と一緒に北海道の魚介類にかぶりついた。まずはロシア産特大ボタンエビを一人2、3尾ずつすすりこんだ。甘く、腹には緑色の海老の卵がぎっしりとついている。毛ガニは2ハイ、息子が手馴れたさばきでみんなの分を準備した。そして、積丹・古平産の刺身つぶ、イカソーメン、粒ウニと蒸しウニ、etc。
 
 イクラ積丹の妹夫婦による自家製のもの、ヒラメの刺身は娘の連れ添いが銚子沖で釣り上げたもの、マグロは息子の嫁さんが手配してくれた。小生にとっては「すべてが心のこもった貴重品」だ。さらに、数の子日本一、井原水産の味付数の子がついた。これらを刺身と手巻き寿司で堪能する。一年に一回の超豪華版だ。男三人はビールで乾杯した。
 
 午後7時過ぎから始まってなんだかんだ10時過ぎまで連中は話をしていた。そのあと彼らは徒歩5分のゲームセンターに遊びに行った。札幌の妹からメールが入っていて、「年賀状も届かないし、電話もないから何かあったかと思って?」。すぐに電話して「時間を忘れていた。年賀状は遅れて29日に投函した」と伝えた。
 
 娘が帰ってきたのでこの話をした。さらに「毎日のブログが遅くなると仲間が心配して連絡をくれる」と話したら、「それって、電気ポットのスイッチが入らないので心配される一人暮らしの老人と同じだね!!」だと。斜めからボディブローを食らった感じだが、「なるほど!!」と得心せざるを得なかった。こうして新たな一年が始まった。