ジャーナリストの好奇心に感服!!

 
昨夕会ったジャーナリスト・K氏から「湘南ガトーアベニュー 葦」の焼き菓子・湘南チーズパイをプレゼントされた。洒落たラッピングで開ける前から期待をもたせるものだ。同社は神奈川・平塚で、湘南地域に11店舗を持つ洋菓子店の老舗。ご贈答用のお菓子としても人気が高い。帰宅して妻に渡したら、たいへん上機嫌であった。今日の夕食後にでもデザートとしてありがたくいただくことにする。
 
彼はテレビの報道番組コメンテーターでもある。話しの一つ一つが具体的で、いかに念入りに取材しているかがよく理解できた。こうした現場力を伴うコメントだから視聴者の共感を得ることができるのだろう。情報力=行動力に情報分析が網の目のように行われている。「情報リテラシー」という言葉を生身で実践しているエネルギッシュさは、一種の尊敬に値する。顔の色艶も年齢よりもずっと若々しい。
 
若々しいといえば、お昼を一緒にした小生の「師匠」M先生(83歳)にも驚いた。どうせ都心に出るのだから、西武池袋線の最寄りの駅までお会いしに行くつもりだった。先生は「池袋で会おう。本を買いたいから」とA書店で待ち合わせた。着いたらすでにお見えで、脇に5,6冊の本を抱えていた。ルミネにある新宿中村屋のレストラン・カフェで食事をしながら話しを聞いた。
 
ビックリしたのは2点。①毎週土曜日ご夫妻で都内から埼玉・東松山の栗林&畑まで関越道を冬の間も車で通っている。②出版の新しい企画を考えたが「裏づけの資料を調べるためには5年~10年かかる。どう考えても時間が足りない」。そう語りながら悔しそうな顔をした。現在も都内でいくつかの講演を定期的に行っている。M先生も元は経済誌の編集長だった。
 
K氏、M氏に共通するジャーナリストの飽くなき好奇心は心して見習わなければならない。