「ビアホールライオン銀座七丁目店」で生音楽!!

 昨日はお昼から3件の用事を済ませて、夕方に銀座4丁目のニッサン・ギャラリーに急いだ。ここでIさんと待ち合わせて、電話での打ち合わせどおり「ビアホールライオン銀座七丁目店」に行った。Iさんと会うのは一昨年秋以来だ。Iさんは小生の「兄貴」だ。正確に言えば学生時代からの親友H君の義兄だが、小生が上京以来いつも面倒をみてきてくれた。3歳年上で、札幌出身だ。
 
男気があって懐深い「ニイサン」なので、昔から自分の義弟も小生も同じように可愛がってくれる。とくに小生が独立したときには親身になって相談に乗ってくれた。二人でビールを飲み始めて30分ほどして、H君が久喜市から駆けつけた。彼には暮れの「ままや会」忘年会の時、近況はすでに伝えてある。Iさんに小生のここ一年間の仕事や生活の様子を伝えた。「精一杯、自分の仕事に取り組みなさい」。Iさんはまっすぐ小生の目を見てそう言った。
 
あとはお互いに大笑いしながら、あれこれ話を続けた。小生が「ビアホールライオン銀座七丁目店」に来たのは15年ぶりぐらいだ。この昭和9年創業の大ビアホールはいつ来ても懐かしい。突然、女性の歌声が店内に流れ始めた。バイオリンの伴奏で「乾杯の歌」かなにかを歌っている。以前はこんな生音楽はやっていなかったはずだ。3、4曲で終わったが、ひと昔前に戻った感じがした。〆に頼んでみたナポリタン・スパゲッティも遠い昭和の味がした。
 
かつて都内にドイツ民謡をやっていたビアホールはあちこちにあった。そうした店は次第になくなっていったが、まさか「銀座ライオン」で音楽をやっているとは思わなかった。一枚のビラを渡された。「音楽ビアプラザ・ライオン」とのタイトルで、演奏時間と出演歌手・演奏者の顔写真、曲名などが書いてあった。毎晩4回のステージがあり、とくに3月19日(火)18時半から『楽器の日』特別コンサートを行うと案内していた。暖かくなるとオジサンのお客はますます増えるだろう。