長嶋さん、松井ー2枚の激写

 今朝の読売新聞に「祝 長嶋、松井氏 国民栄誉賞」記念号が入っていた。両氏のこれまでの写真を中心に構成したものだ。この最終ページ4面にある二枚の写真がとくに目を引いた。
 
一枚は「厳しい視線で打撃練習のボールを見つめる(1973年)」とキャプションがついた長嶋茂雄選手の打撃場面。一種、狂気を孕(はら)むギラついた目はボールを凝視していて、白黒写真を超えている。
 
反対側にある松井の写真。「宮崎キャンプで、バットをしならせて打撃練習に励む(1997年)」とある。バットが本当に撓(しな)っている。松井のヘッド速度が異常に早いことの証明だ。「凄い!!」の一言。
 
   長嶋・松井の影に隠れたが、中村紀洋(DeNA)の通算2000本安打達成も記録しておきたい。「22年間貫いたフルスイング」(読売)、「2度のクビなんの」(朝日)。あの長尺バットの魅力。好きな選手だ。