蛇は眼も脱皮する

   「クモの糸を人工的に作った繊維でドレスを作った」と昨日からテレビ各局が相次いで報じている。山形・鶴岡市ベンチャー企業が量産技術に成功し、織り上げたドレスを披露した。クモ糸は鋼鉄より4倍ほど強く、ナイロンより柔軟なことから「夢の繊維」と言われるそうだ。たしか、以前にクモの糸でつくったバイオリンの弦の話を書いたなぁ~。
 
 そんなことを思いながら朝日be版の日野原重明「101歳・私の証」を読んでいたら、蛇の脱皮の話に目が留まった。「蛇は人間のように水浴しないので、2週間~ひと月に一度の割合で脱皮することで、体の表面についた細菌や毒物、寄生虫をすっかりとって、眼まで含む、体全体の清潔が保たれます」。ソーナンダ!! 知らなかったなぁ~。
 
 蛇は眼までも脱皮するのかーなんかコンタクトみたいだなぁ~。文章の後半はいわゆる「日野原節」なのでお任せするが、この蛇の脱皮の話は強いインパクトを受けた。子どものころに蛇が脱皮したウロコの皮を友だちに見せびらかしたりしたよね。イボに効く??と誰かに擦りつけなかったかなあ??? バイ菌の塊だったんだ、あれは―!!!そういえば、皮に浅く眼の跡が残っていたなぁ~。