西安の友人から「中国新幹線報告」

    朝早くから用事ができて、いま終わった。どうしても吉田拓郎の「人生を語らず♪」が聴きたくなって、YouTubeで2回繰り返して少し落ち着いた。この人(拓郎)は年を取るほど良くなるね、そう思う。自分も同じように年取ったが(ので)、共感できる。
 
 昨夜帰宅したら、中国から絵葉書(正確に言えば写真ハガキ)が届いてテーブルの上に置いてあった。西安にいるTさんから久しぶりの便りだった。表側の半面には、細かな字で丁寧なリポートが書いてある。気持ちを込めて書いてくれたことが嬉しい!!
 
  休日に西安から石家庄市(河北省の省都西安から北京方向に838km)まで遠出をしたこと。初めて中国の新幹線「和諧号」に乗ったが、4時間かかったこと。往路は二等料金408元(約6500円)、復路は満員のためやむを得ず特等778元(約1万2450円)に乗ったこと。車内や乗り心地は日本とほとんど同じであったこと。現在、中国の新幹線網は毎年延長していて、すでに日本を超えていること。
 
さらに高速道路の全国建設が進んでいて、車線は日本より多いケースが普通であること。地下鉄の開通ブームが始まってきたこと。西安でも昨年、一本開通し、現在、三本工事中であること。数年後には公共交通機関はバスから地下鉄に変るだろうこと。こうしたインフラ潮流の大きな変化が力強く進んでいるのが良く理解できる手紙だった。「ブラリ街歩き」の散策範囲もずいぶん広がってきたものだ。
 
今夜、ゆっくりとメールを書き、北海道ツアーの報告をしようと思う。彼は二歳年上で、千歳市の出身だ。日本語学校の教師として西安で暮らしている。来年春には帰国する予定だ。第二の人生も人さまざまだ、と改めて感心する。