「天丼てんや」

  一昨日、「ommo’s」氏のブログが次のように書きだしていた。
 【ネットで、天丼てんやが大阪に出店するという記事を読んで、むしょうに食べたくなった。こういう東京の安い食べ物がひどく懐かしくなるときがある。それなり美味い天丼が、500円で食べられるのだよ。貧乏人にはなかなか重宝なのだ。】
 
 「てんや」が25周年だという。1989年に東京八重洲地下街に第一号店がオープンした。自分が創業した年だ。当時、某製薬会社のPR誌ライターも兼ねていた。編集長が元会社の先輩だった。ときどき日本橋高島屋近くの事務所に打ち合わせに通った。その際、目に入ったのが開店したばかりの「てんや」だった。500円にしてはバカ旨だった。以来、年に2~3回食べてきた。最近は女性客も多い。
 
  
   天ぷらは不思議な食べ物だと思う。旨いと不味いが天ぷら店によってまったく異なる。揚げ方などに個人の好みもある。来月初めに、吉祥寺の友人Mさんと茅場町のてんぷら「すず航」にランチを食べに行く。5月に予定していたが、不都合になり延期していた。カブト町界隈では「天ぷらはアゲル」から縁起の良い食べ物だという。ホスピテリティあふれるMさんと楽しいひとときを過ごしたい。