「念力のゆるめば死ぬる―」

『〈念力のゆるめば死ぬる大暑かな〉(村上鬼城)。二十四節気大暑(7月23日)は少し先だが、多くの人の実感だろう』ー今朝の読売「編集手帳」の一節だ。まったくの同感!! 昨日は〈念力のゆるめば死ぬる〉の覚悟で、久しぶりに都内で長時間過ごした。遅いランチと早い焼鳥だ。連日の猛暑。出かけるときに帽子をかぶり、濡れタオルを首に当てた。
 
私の都合で延期してきた吉祥寺のMさんと久しぶりのランチ。茅場町のてんぷら「すず航」の最終客として「ゆりコース」(1260円)を例のU字型カウンターで食べた。大手町に移動して「スタバ」でデザートとしてスィーツを満喫した。昔からキレの良い話をするMさんには、困ったときはいつも愚痴を聞いてもらった。編集のプロで、名文家でもある。
 
午後5時に大手町「サンケイ会館」B2の「全や連」(全国ご当地やきとり)に【仲良し四人組】が久しぶりに集まった。一番客で入場して二時間半、お互いの近況含めてさまざまな報告があった。余市高校E組の4人(A君、K君、M君、小生)で、一回目の暑気払いが名目。自分がもっとも弱っていたときに、何回も見舞いに来てくれた大事な仲間だ。
 
全国7か所ご当地焼鳥のうち美唄、室蘭、東松山(埼玉、実は焼トン)を試した。室蘭と東松山は全員文句なしのグー!! 美唄はいまひとつパンチ力がなかった。みんな体調良く、大笑いの連続。66歳になる。それぞれが自らの苦労を重ねながら生きてきた。昨夜の最大の話題はK君の「不眠症」だった。「まだら睡眠」と「泌尿器の弱体化」がキーワードになった。後者はA君の新(珍)説?!