「平均寿命(平均余命)」

 「女性の寿命86.41歳、ふたたび世界一」、「男性も過去最高、79.94歳」と各紙が報じている。平均寿命のことで、その年に生まれた子ども(0歳)が平均で何歳まで生きられるか(平均余命)を予測した数値だ。厚生労働省が昨日、発表した「簡易生命表」で分かった。「日本人の平均寿命はまだ延びる可能性がある」(同省)。
 
 「79.94歳」、自分には目の回るような、遠い、非現実的な年齢だ。明日の身が分からぬ命に、「簡易生命表」で示された平均寿命を当てはめる方がどうかしている。「簡易生命表」とはこれ如何に・・・。人の命にかかわることに「簡易」を使うのはいかがなものか?!「高嶋易断」の方が語感としてはリアルな印象だろうがー。
 
 
 
 愚痴はやめよう。22日、息子の子ども(男児)が2歳の誕生日を迎えた。この日、世界中が「英国ロイヤルベイビー」(将来の国王)の生誕をお祝いした。来月中頃、息子に二人目が生まれる。嫁さんは子どもをつれて熊谷の実家で準備に入った。前回同様、実家に近い産院でお産をする。ひたすら「母子健康で」と祈るばかりだ。
 
 今回の「平均寿命」は、この子どもたちに当てはまる。娘の男児(10歳)は真っ黒になって遊んでいる。「スイミング、バスケ、ゲーム、ゲーム、ゲーム、ゲーム、少し勉強」だと。これら孫たちが希望をもって働き、平安な生活ができることを望む。「ジジ」は明後日、66歳になる。心臓手術でもらった大事な命だ。「焼肉行くぞ!!」。