土用二の丑

 3日は土用二の丑、土曜日だった。土用×土曜と掛け言葉になった。丑の日といえばまず「うなぎ!」だが、土用の行事食はうなぎだけではないそうだ。丑の「う」にあわせて「う」のつくものを食べて精をつけて、夏バテを予防する風習が生まれたと言われている。「うどん」、「梅干」、「瓜(うり)」などでも良いという。
 
 そこで、小生が用意した「二の丑」の夕食。①イカ刺しのウニ和え、②鶏モモ肉のキュウリ(胡瓜)・梅干ソースかけ、だった。冷凍してあるイカを解凍してやや細身のイカ刺しにする。前の晩に残った生ウニ小2パックを家人、息子の3人に分けて、イカ刺しと和える。しょうゆとワサビを少しだけお好みで。熱いご飯にかけても良し!!
 
胡瓜はすりおろして水を切り、しょうゆと酢を適量入れて、叩いた梅干を加える。鶏肉は酒、塩少量に水を鶏肉がかぶる程度入れて5分ゆでる。ゆで汁につけたまま粗熱が取れたら、薄切りに。皿に乗せて、上からおろし胡瓜ソースをたっぷりかけて完成。今回は玄関前の紫蘇の葉を5枚取ってきて、千切りにして乗っけた。
 
「うなぎ」を食べるとP(リン)の数値が上昇する。小生の体にはあまり良くない。「一の丑」で食べたので、今回は我慢。タウン誌「日本橋」8月号に「浅草川、深川の産を江戸前と呼びて賞す。他所より出すを旅ウナギという。夏の土用には霞ヶ浦手賀沼などから運ばれてきた。ウナギ好きは江戸っ子のビョーキみたい」とある。