「石炭ヤキソバ」

 きのう「石炭ヤキソバ」を食べた。夕方、大手町・サンケイ会館B2でS紙関係二人と食事をすることになっていた。例の「全や連」というご当地焼き鳥の店だ。仕事がらみの話から映画・音楽の話まで取りとめのない2時間弱だったが、気のおけない仲間なので楽しい時間だった。そこで〆に頼んだのが「石炭ヤキソバ」だった。
 
 北海道美唄市の名物だそうで、初めて食べた。メニューで見て、自分はてっきり「石狩ヤキソバ」だと思って頼んだら、石狩ではなく石炭だった。黒い麺で炭鉱の街・美唄を表しているという。「ジェジェジェ!! 石炭の粉が入っているのかい??」、 店員さんに聞いたらそうではなく、食用の竹炭パウダーが練りこんであるという。
 
 運ばれてきたら、見た目はほとんどイカ墨ヤキソバという感じ。やや細麺で、初めはみんな恐る恐る箸をつけたが、思ったより軽い味。三人で分けて完食した。「まあ、普通か!」という感想だった。「口の中、とくに歯が黒くなっていないか」をお互いに確認したが、大丈夫だった。それにしてもご当地フードの多様性には驚く。
 
 昼前に井原水産東京支社で井原慶児社長と打ち合わせを行い、いくつかの取材をしてポイントを確認した。昨日、情報WEBサイト「週刊井原ジャーナル」が創刊され、アップされた。http://www.yamani.com/journal/index.html。楽しい記事満載で、魚の話あれこれやウンチク、小樽・積丹界隈の情報などが盛り込まれている。ぜひ一読をお奨めしたい。午後は友人K君とマリオンで映画「終戦のエンペラー」を観た。