酷暑のなか鳩山・蕎麦「ふくいち」へ

  今朝の朝日、読売とも埼玉版で「鳩山で7日36.2度」と報じている。その鳩山町に昨日のお昼、蕎麦を食べに行っていたのだ。四人だったが、全員で「やぁ、鳩山は熱いね。焦げそうだよ」と言葉を交わした。「暑い」を通り越して「熱い」。すでに危険がアブナイ。頭上の空からバンバン真夏の白い光を放ってくる。
 
 朝10時に板橋区高島平からTさんが車で迎えに来てくれて、坂戸市内で打ち合わせを一時間ほど行った。そのあと、「お昼を一緒に行きましょう」ということになり、共通の友人であるYさん夫妻を迎えに行った。めざすは隣の鳩山町の蕎麦「ふくいち」。いつも混んでいるので、お昼12時前に着くように向かった。
 
 着いて車のドアを開けた瞬間、「なんだ、この熱さは!?」と声を出さないではいられなかった。四人とも大きなため息をついた。最近、鳩山はあの熊谷や館林の気温を越える「常連」になっている。駐車場は一杯でかろうじて留めることができた。すでに店内は満席で、待合に5、6人が座って待っていた。
 
 いつもの「天ざる」(1,100円)を注文した。60~70歳代の夫婦やグループがほとんどで、自分も含めて「高齢者食堂」の感あり。ウィークデーでこれだから、土日は外での行列を覚悟しなければならない。かなり遠くからも来ている。そばの旨さ、天ぷらの盛りと揚げ方の上手さ、手ごろな値段と三拍子揃っているのだ。
 
 食べ終わって店から出たら、再び危険光線が襲ってきた。それで石焼きパン屋に寄ってアイスクリームを食べながら、お互いの近況を知らせあった。その足で少し早かったが、病院まで送ってもらった。急な展開で鳩山・蕎麦ドライブになったが、この地は高台なので太陽から近くて熱いのかな(―違うか!!)。