初めて「インタビュー」受ける

 昨日、ジャーナリストのM氏が坂戸に来てくれて、小生を取材した。雑誌の「定年後特集」に一部、掲載される予定だという。
 
彼の依頼メール。「退職後の60代、70代5名の人々に、仕事を辞めてから、あるいは仕事を続けてきた現在までの自身の状況や心境の変化を聞くことで、それぞれにとっての『働く』と『生き甲斐』の関係などがあぶり出されれば、というのが趣旨です」。
 
自分が上京、就職してからの仕事への取り組み、転社、独立などの歩みを振り返る初めての機会になった。彼は、大病を経験した小生がこれからの仕事と人生をどう考えているのかをも聞いてきた。自分が考えているギリギリの現状を話した。
 
インタビューはこれまで仕事で数え切れないほど行ってきたが、自らが公式に受けたのは初めてだった。彼の取材力によって、自分でこれまで見えていなかった部分がいくつか明らかになったのには驚いた。しかし、そのことは今の自分にとってうれしいことであった。
 
良い時期に、良い機会をつくってもらった。昨日の3時間はとても長く、とても短かいものだった。また、新たな角度で自分の人生を歩んでいくことができる。