浅草「がってん」で暑気払い(2回目)

    昨日はさながら自分のための「プレス研究会」という一日だった。お昼は「井原ジャーナル」(IHARA Journal TOP)を編集するYさんとニュー新橋ビル・北海道料理「ユック」で遅いランチ。50代で働き盛りのYさんはいつも提案をはつらつと説明する。楽しみながら、種々の事柄に興味を示す。この好奇心に自分はいつも教えられる。
 
彼は「ホッケ定食」、小生は「焼き鮭定食」。礼文島のホッケが立派なのでYさんは写真を一枚パチリ。「ニシン漬け」を追加したら凍ったものが出てきて、感動。北海道の冬の漬物だから、これが正しい。さすが「ユック」だ。最初の会社が新橋だったので、この店にはけっこう通った。店名の「ユック」はエゾ鹿のアイヌ名だ。
 
夕方からは浅草の焼き鳥「がってん」で、例の四人組+一人で暑気払い。TVコメンテーター、出版プロデューサー、通信社の元・現幹部と小生。2時間半の間に話題が次々と変わっていく。藤圭子横山秀夫半沢直樹ゼロ戦百田尚樹から始まり、政治、経済、社会の授業をマスコミ講師たちから矢継ぎ早に受けた気分だ。
 
 一ヶ月に一回位、こうした脳の筋トレは必要。自分と異なる世界で勝負している人たちとの交流は刺激的だ。彼らの姿勢・真摯さは改めて参考になった。池袋駅に向かう際の話題は「最近の仕事の流儀」。若者はボイスレコーダーで録音しながら、携帯PCに必死に打ち込む。いま一度、FacetoFaceへの回帰が必要な時のようだ。