秋茗荷&「積丹じゃが」、「積丹南瓜」

 一昨日夕方、家に戻ったら玄関の扉のノブに袋入りの荷物が引っ掛けてあった。鍵を開けて入ってから、袋を開いて覗いたら新宿高野のケーキだった。居間のモニターを再生したら、家族ぐるみで親しくしているYさんの奥さんだ。時間的には自分が戻る15分ほど前だった。車で10分ほどの市内西地区の自宅からわざわざ届けに来てくれたようだ。
 
 家人がまもなく帰り、「うちの茗荷をこの間、届けたのよ。わざわざお金を使ってこんな高いケーキを買ってきてくれて」とすぐお礼の電話をしていた。わが家の周りには、この時期、秋茗荷が大量に生えてくる。引越ししてきた時から採れた。家人が精米した後の米ぬかをときどき撒いたりして、ますます生育が良くなり、その範囲も広がってきた。
 
 「今年はいちばん大きなザルに3つ半ぐらいあった。いつものように茗荷が好きな友だちにおすそ分けした」そうだ。Yさんはそのお返しにケーキを持ってきてくれたのだった。仙台出身のYさん夫妻は茗荷が大好きなのだ。茗荷は好きな人もいれば、好まない人もいる。北海道の故郷にはなかったので、自分はこちらに来てから食べるようになった。
 
 昨日昼、北海道の「積丹じゃが」と「積丹南瓜」が大ダンボール一箱ずつ配達された。積丹町の妹からで、毎年送ってくれる秋の恵みだ。親戚が積丹岳のふもとで農家をやっていて、妹は忙しいときに少し手伝いにいっているらしい。そのお礼にもらったジャガイモとカボチャをわが家にもおすそ分けしてくれた。今月末でもお返しにいつものサツマイモを送る。