魚料理は「外食で」か、「家庭で」か?!

  「魚料理、外食におまかせ」、「若い世代で増加」、「健康にいいけど作るの面倒」―。昨日の朝日新聞・生活面記事を、夜にもう一回精読した。「新鮮魚介や炉端焼きなど海鮮料理をメーンにした居酒屋や料理店が盛況だ。魚は家庭ではなく、外で食べる時代に変わってきているようだ」とある。
 
  若者がフェイスブックツイッターでの共有、ヘルシー志向、小さな時から回転寿司で手軽に魚の外食を楽しんできたことを記事は指摘。少し前に南青山で女性ミドルエイジ誌編集者二人と話していた時に、彼女たちが魚介類は「好きですよ。ランチや夜の打ち合わせなどで食べるようにしている」と話していたのを思い出した。
 
 「魚は外で食べる時代か―」、半分納得しない?? 半分そうかもしれない!! 漁師町で育ち、魚介に特別の愛着をもつ者としてしばし考えてしまった。記事中コラムには「家庭での消費量、10年で25%減」とある。魚介が好きなのに家庭で食べない大きな理由は、「買い置きが難しい」、「生ごみ処理が大変」が上げられていた。
 
 20~40代が外食で魚を食べる頻度が増えて50、60代は増えず。シニアは自宅で食べているようだ。「魚離れ」といわれて久しいが、「魚嫌い」というわけではない。記事はそうも述べる。昨日、井原水産・井原慶児社長から「おかず、持っていって」と「子持ち昆布」&「辛子明太子」をいただいた。極旨(ごくうま)!! 食が進んだ。