青魚食べてインフルエンザ予防

   いわし、さばなどの青魚に含まれるDHAEPAが「インフルエンザに効く」という。それらが免疫力を向上させる作用をもつことが米国で認められている。わが国でも「DHAから体内でつくられる代謝物(プロテクチンD1) がインフルエンザの予防と症状悪化を抑える働きが期待できる」ことが秋田大学大阪大学の共同研究で分かった。
 
 「DPAEPA協議会」のニューズレターVOL.5でそう報告されている。冬はインフルエンザウイルスの生存に好条件(乾燥など)になるのに対して、人間は寒さなどから免疫を高める運動量が減少する。DHPとEPAは循環器系の改善を通して、白血球の機能を維持し、ウイルスから体を守る免疫力をアップするという。
 
 青魚の他には、キノコや海草に含まれるβグルカンや食物繊維、乳酸菌や納豆菌、麹菌などは腸管の免疫力を向上させる。11~12月が旬の魚はブリ、サバ、シマアジなど。おススメレシピとして、サバ鍋(サバ、トマト、キムチ、モヤシ、白菜シメジetc)、ブリの茶漬け(ブリ、のり、ワサビ、ねぎ、ゴマetc)が紹介されている。
 
 今年はインフルエンザの流行が早いので、10月末に予防注射を済ませた。体温調整がとろいので、発熱には要注意だ。今夜から雨模様で寒くなる予報だ。明日でもサバ缶とトマト缶に野菜を加えた簡単キムチ鍋でもやろうかな!! 肉もよく食うが、安い青魚はもっともっと食べることにしよう。目標「免疫力アップ」で冬に挑む。