大晦日の口取りは四国・松山「山田屋まんじゅう」!!

先日、札幌の妹から「愛媛・松山に来ています。紅白かまぼことお菓子を送りました」とのメール。宅急便が届いた。菓子は松山の「山田屋まんじゅう」だった。上品、小粒で、極旨(ごくうま)!! ほとんどが餡(あん)でごく薄い皮は感じないほど。こだわりの逸品で、ANAの国際線ビジネスクラス機内食にも採用されているという。
 
その栞に10人ほどの著名人の感想が載っていた。「一口に 尽くせぬ甘み 一口に」(南伸坊)、「アトムは十万馬力じゃなくてまんじゅう馬力だったんじゃないか」(谷川俊太郎)、「あと一つ この小ささが 罪つくり」(阿川佐知子)、「散る桜 小さなまんじゅう 指つの字」(イッセー尾形)ーなど。
 
今晩、大晦日の口取り(北海道で正月の御膳につけられる和菓子)は、冷やした「山田屋まんじゅう」に決定。薩摩人のM氏に先週、御徒町焼鳥屋で「北海道では大晦日におせちを含めたご馳走を食べる」と話したら、「それはないだろう。元旦は何を食べるのか?」と冷笑された。「雑煮とおせちの残り」と答えて、自分も笑った。
 
今年の元旦の日記を確認したら、「今年の目標は、①体調管理、無理は絶対しない。とりあえず65歳をめざす②北海道行きの時期と意味をしっかりと考えて決める③「加原一哉著作集Ⅰ」を発刊する④U先生の社会倫理研究会に出席する(自分にとっては「大学院」のつもり)」―と書いてあった。
 
①は◎。一回も入院しなかった、7月に65歳になった②札幌に仕事で2回行ったが、故郷・古平には日程上行けなかった③未達成④出欠は半々―だった。健康が維持できたので90点。とりわけ7年ぶりに仕事を再開できたことは、望外だった。治療で限定された時間を使っての活動は刺激と創意を新たに与えてくれた。井原水産・井原慶児社長との再会に感謝!!