「積丹(しゃこたん)のウニ」、旬の旬!!

   「積丹のウニ」が全国ブランド化している。昨夕の日本テレビ報道番組「every」で、「ウニ漁獲量日本一の北海道の中でも特別に良質なのが〈積丹町のウニ〉」と紹介。6月30日に美国港広場で開かれた「第8回ソーラン味覚まつり」を取り上げ、人口の10倍にあたる2万6千人が道内、全国から駆けつけたと報じていた。
 
 数年前に帰郷した際に家族でこのまつりに行って、もう入らないというほどウニを食べ、浜鍋を楽しんだ。昨日の放映によれば、「積丹のウニが旨いのは、味の良い昆布をえさにしているから臭みがなく、甘味が強い」という。殻を割った生のウニが一個300円で飛ぶように売れていた。焼ウニやウニご飯にも長蛇の行列だった。
 
 先月上旬、積丹に行って、解禁間もない生ウニをたっぷり味わってきた。義弟が「7月に入れば、本当のウニの旨さが出てくるのだが、」と解説していた。夕食に妹が作ったウニ汁(ウニの身、細こんにゃく、長ネギ)を懐かしく食べた。おかずは地元で獲れた魚介類をさまざまに料理した「積丹メシ」は贅沢の極みだった!!
 
 「積丹のウニ」は磯浜の海底にギッチリと生えている昆布などの海草が生み出す「黒いダイヤ」だ。友人のYさんは積丹半周ドライブのあと、ブログに「『シャコタン・ブルー』と呼ばれるこの半島の海の美しさは、太平洋の明るさと違ってどこか陰影を感じさせる」と書いていた。日本海の本質を見事に突いている。