きょうイースター(復活のとき)

 きのう届いた荷物の中にスナップエンドウ2房と、タケノコの煮物が入っていた。エンドウは我が家玄関前の筒状ビニールの中で生長、小さな白花から結実した。小型のジャックと豆の木だ。その初収穫のおすそ分け。タケノコは茨城・つくばみらいの娘が煮物にしたものらしい。これも初物、初物は笑って食べる。春の恵み再生。

 

 北海道・積丹町の妹夫婦は春の山菜採りにうきうきする時期だ。雪から解放される希望の季節なのだ。かつて祖母もタケノコ採りの名人だった。そんな幼い頃の気憶がよみがえる。しかし今年の妹はコロナ騒ぎで少し元気がない。東京から過疎の町まで全国津々浦々、人々が生気を奪われていく。顔つきが変わってきそうだ。

 

 わが入居ハウスも面会厳禁、入居者も部屋からほとんど出てこない。晴れていれば15分でも日差しを浴びたい。太陽に向って口を開けて深呼吸したい。ガラス越しの面会をやっている老人ホームをテレビで紹介。昨日届けものに来て車に戻る家人に、二階の窓から声をかけた。彼女は孫たちの様子をつたえ、愛猫♀21歳が元気だとも。

 

 きょうはイースター。坂戸教会、高島平教会でオンライン礼拝、インターネット礼拝が行われている。感謝と祈りの共有が実行されている。イースターは復活の時である。キリスト教会ではとりわけ重視されている。いま困難な時期に一人一人が現実の厳しさに誠実に向き合う姿勢が求められている。タケノコやエンドウのように活き活きと。