北海道古平町の「ふるさと納税」贈答品

 今週に入って2通の封書が届いた。故郷・北海道古平町役場からと、東京ふるびら会事務局からの手紙だ。役場からの「ふるさと納税での特産品贈呈のお知らせ」は、東京ふるびら会H会長とH古平町長の連名になっている。東京ふるびら会事務局からは11月15日(土)11時から年一回の「東京ふるびら会」を開催するとの文面だった。
 
 町役場からの手紙には「今年2月に主産業の水産加工協同組合と加盟6社が経営破たんし、町にとっては地域崩壊に繋がりかねない非常事態が発生しました。町では継続する水産加工業者を支援し『ふるびらタラコ』のブランドと雇用の確保を図っていくことを最優先に、大型補正予算を組んで対策に当たっている」とあった。
 
 これらの対策の一環として「ふるさと納税制度」を活用することにし、1万円寄付された方には5千円相当の特産品(http://www.town.furubira.lg.jp/)の贈呈を始めたという。9月1日から10日まで全国各地からすでに200件の寄付が届いていると伝えている。かつて古平町の魚類やタラコが全国流通していた時期もあったので、まだまだ「ふるびらファン」は健在のようだ。
 
 11/15の「東京ふるびら会」では町政報告の中で「ふるさと納税」の紹介があるという。50人ほどの出席者はH町長や古平町や札幌ふるびら会からの参加者とともに、「ふるさと納税」に喜んで賛成するだろう。今は離れていてもかつてお世話になった故郷を思う気持ちは変わらない。町出身者でなくても少しでも古平町にかかわり、愛着のある人はぜひお願いしたい。