鮭の飯寿司

 「鮭の飯寿司(いずし)、送ったよ。お楽しみに」、積丹町の妹から連絡。冬の風物詩が明日届く。昨日漬かり具合を見たらまあまあなので、さっそく送ってくれたという。飯寿司も母の味を引き継いでいて寒中のご馳走だ。飯寿司はなぜか少し姿勢を正して食べる。

 

 実は一昨日「飯寿司」を自宅で食べた。家人が買ってきた寿都町の商品で、鮭とホッケの小・2パック。ちょうど食べ終えたところに追い吉報。寿都の飯寿司も古平飯寿司と味も見た目もほとんど変らない。北海道日本海側ソウルフードだ。子どもたちは漬物で育った。

 

 今年は暖冬だという。たしかにそんな天気が続いている。飯寿司は寒くなければ美味しくない。乳酸発酵がすすんで味が落ちてしまう。我が家と二階の息子家族で一気に頂くつもりだ。母は鮭、ホッケ、ハタハタなどで毎年つくっていたなぁ。ビタミンM(マザー)を補給する。