「余市は日本のリンゴ栽培発祥の地」

余市は日本のリンゴ栽培発祥の地」である。東京にいれば、リンゴは青森、長野産などのイメージが強いが、北海道・余市産リンゴも高級さでは優れた評価を受けている。そもそも明治初期に北海道開拓使顧問だった米国人・ケプロンが日本に連れてきた果樹園芸技術者ルイス・ベーマーが配布したリンゴの苗が、1879年に余市で初めて実を結んだのだ。
 
NHK朝ドラ「マッサン」でも、旧会津藩士が「これが苦労して最初に実をつけたリンゴの木だ」と語る場面があった。ドラマの「北海道果汁」は本当は「大日本果汁」で、その略称「日果」が「ニッカ」となった。その日果の創業期を支えたのがリンゴジュースであった。今朝はアップルワインの開発に取り組む場面が放映されていた。
 
昨日、その余市町の高校同級生・山本幸章君から高級リンゴジュース「四季彩の丘」がドンと届いた。「これで早く体力をつけてくれよ!!」と彼のメッセージ。取手のK君、札幌のK君から小生の様子を聞いていて、さっそく元気づけに贈ってくれたのだ。このジュースは「山本観光果樹園」のブランド商品で、完熟果汁100%だ。
 
あかね、つがる、ふじなど各品種別にジュースにしているのが特徴。一口含めば゛蜜の味゛だ。もともと「リンゴは医者要らず」とも言われる健康食品だ。さらに山本君がつくるフルーツは有機肥料で大事に育てられている。「飲む高級デザート」の感じで、その上品さが海外富裕層にも大受けだという。彼は更なる販売拡張のため国内外を飛び回っている。
 
ネット通販、有名デパート、「どさんこプラザ」(JR有楽町駅前など)で買うことができる。4月24日に「JRさいたま新都心駅」前にオープンするショッピングモールに全国7番目、埼玉県初の「どさんこプラザ」が出店する。春盛り、ぶらりさいたま散歩に出かけて、山本観光果樹園のリンゴジュース「四季彩の丘」と特製「アップルパイ」で一息つきながら故郷を思い出すのも悪くない。楽しみにしよう。
 
 追記/山本観光果樹園には年間4万5000人が訪れる。うち1万5000人が外国人客。この冬も雪の中、外国人観光客は来園している。フルーツ製品の買い物だ。「雪まつり」を前に札幌200軒余のホテルが外国人で超満室になっているという。